こんにちは♪歯科衛生士の早川です。
すっかり暖かくなり、今週はお天気も回復しそうですね。
花粉症の皆さんはもう少しですね。頑張りましょう✊
さて、今日は妊娠性歯肉炎についてお話ししたいと思います。
俗に、妊娠すると歯が悪くなると言われていますが、
しかし、それは正しくありません。
妊娠すると、身体に様々な変化が現れます。
お口の中も例外ではなく妊娠5週~20週頃から、ホルモンの分泌が盛んになります。
このホルモンを好む細菌が増えることにより歯肉が腫れやすくなります。
それに加え、つわりで思うように歯を磨けなかったり、間食回数が増えたりと。。
お口の中が不衛生になりやすい方も多く見られます。
出産後、ホルモンのバランスが落ち着くと治りますが、お口のなかを不潔にしていくとそのまま歯周病に移行しますので、注意が必要です。
必ずしも歯肉炎になるとは限りませんが
日頃から歯磨きしっかり行えば妊娠性歯肉炎を防ぐことができます。
そしてもうひとつ、
『歯周病にかかっている妊婦さんは未熟児出産や早産を引き起こす可能性が高い』事があげられます。
赤ちゃんはお母さんの揚水の中にある
『プロスタダラジン』という物質が一定になったときに生まれます。
ところが
歯周病菌の一種が血管内に入ると、女性ホルモン量が約3倍に増加し
プロスタダラジンが急激に増えて母体は
準備が出来たと勘違いをしてしまい、
GOサインを出してしまいます。
そうして子宮が収縮して早産を引き起こすのです。
最後は少し怖い話になってしまいましたが、
妊娠された方は、
体調が落ち着いたら、お口の中のチェックをしに
歯医者に是非お越しください✨
磨けないところは私たちがお掃除しますので、
是非ご連絡をお待ちしております。