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2016年09月09日
フッ素について
こんにちは。歯科医師の小川貴彦です。
9月に入りまだまだ暑い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?
さて今回はフッ素について少しお話したいと思います。
どの年代の方にもフッ素塗布することは重要ですが、子どもに対してのフッ素塗布についてお話します。
子どもの歯は、まだまだ成熟していないので、虫歯菌などに侵されやすい状態にあります。
フッ素を継続して塗ることで歯の質を強化でき、虫歯に強い歯を育てます。
フッ素が歯に取り込まれると表面が硬い結晶になり、虫歯の原因である酸に対しての抵抗力が強くなります。
また、エナメル質の周りにフッ素があると、一度脱灰した部分の再石灰化が促進され、むし歯予防になります。
おすすめは、歯科医院での専門のスタッフによるフッ素塗布やキシリトール配合のガムを噛むことなどがあります。
虫歯をつくらないために、日頃の歯みがきと定期的に歯科医院でのチェックが重要だと思いますので、気になっている方は、歯科医院を受診しましょう。