2016/11/02 [ むし歯治療 ]
こんにちは。
歯科医師の中山です。
歯医者さんで定期検診をしてもらったら、たくさんのむし歯を指摘されて驚いたことはありませんか?
今回は、そんな大人のむし歯について説明します。
大人になるにつれて、加齢変化や歯周病によって歯を支えている骨が段々と少なくなり、それに伴い歯肉も下がってくるのですが、そうすると歯と歯の間が広くなってきて、食べ物が挟まりやすくなり、パッと見分かりにくい位置がむし歯になるリスクが高くなります。また大人のむし歯は子供のむし歯に比べて進行が遅く、ゆっくりゆっくり深くなっていくので、痛みが出た時は既に神経の中までむし歯菌が入り込んでいるという事態になってしまっていることが多いです。
また、神経が虫歯菌により死んでしまった歯は痛みの症状が出にくいため、発見された時にはかなり治療が長引く状態なことも多いですよね。
大人の口の中の特徴を理解して、自分のお口の状態に適したお掃除道具で歯を磨いてあげることが大切です。
私たちは定期クリーニングによって、むし歯の早期発見、早期治療を心がけています。
気になる方は、是非、確認にいらしてくださいね(^-^)