2016/12/15 [ お子さんの歯の治療, 歯の知識 ]
こんにちは、歯科衛生士の早川です。
あっという間に12月ですね✨💫
街もすっかりクリスマス一色です。
今年も残りわずかです。
忙しい方も多いと思いますが、体調だけは
崩さないようにしてくださいね(^-^)
さて、今日は乳歯の生えてくる時期についてお話ししたいと思います。
乳歯の歯の芽(歯胚)は、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から形作られてきます。乳歯が口の中に姿を現わすのは、下の前歯が最も早く、生後6ヶ月くらいです。
通常は2本の前歯、1番目の奥歯、糸切り歯の順に生えていき、最も遅い2番目の奥歯が生え始めるのは2歳半頃です。歯の生え始める時期は、個人差が大きく最初の乳歯が生えるのが、1歳半程度であれば、遅いながらも一応正常の範囲内とみて良いと思います。
歯の生える時期が遅れる原因としては、
個々の歯胚の位置やでき方の異常により、歯の生える方向や生える力が阻害されたり、あるいは歯ぐきや歯を支えている骨が分厚くて固い場合やケガなどにより歯胚が傷付いたり、骨とくっついてしまったりなど、いくつか考えられます。
歯が生えてこない原因を正確に調べるには、あごの骨の中で成長している歯胚の状況をエックス線検査で確認する必要があります。
もしご心配な方は是非当医院までご連絡下さい(o^^o)