2022/05/30 [ セラミック矯正, 審美・美容歯科治療 ]
昔のテレビCMのキャッチコピーで「芸能人は歯が命」というものがありました。これは1995年に放送されたアパガードという歯磨き粉のキャッチコピーで、当時話題になったものです。昔から、歌手やモデル、タレントといった人前に立つ仕事の方たちは、歯のキレイさをとても重要視してきました。今も芸能事務所に所属している若いアイドルやモデルの方達は、事前に専属の歯科医院で歯の見た目や歯並びをキレイにしてからデビューさせていると聞きます。
多くの芸能人は歯の審美・美容歯科治療をされていますが、矯正治療が必要な場合、現在の主流は「セラミック矯正」が支持されているように思います。そこで今回は、芸能人に多く選ばれているセラミック矯正についてご紹介します。
セラミック矯正とは、歯の根っこを動かすことなく、歯をセラミックの被せ物に作り替えて歯並びを整える治療方法です。
なぜ多くの芸能人はセラミック矯正を選ぶのでしょうか。セラミック矯正が支持されている理由には以下のようなことが挙げられます。
・治療時間が短い
・歯の形や色が自由に作れる
・治療中の見た目が気にならない
・後戻りの心配がない
セラミック矯正は、上の歯をセラミックに作り替えるだけなので、最短数日で治療が完了します。対して、一般的な矯正治療のワイヤー矯正やマウスピース矯正は、治療期間が数ヶ月~2年程度必要です。また、後戻りを防ぐために「保定装置」を装着する必要があり、部分矯正であっても年単位の治療期間がかかります。多忙なスケジュールをこなす芸能人は、定期的な通院が困難になるため、短期間で治療が完了するセラミック矯正を選択することが多くあります。
セラミック矯正は、歯の色を白くしたり歯の形を直したりすることが可能です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正は、歯を動かした後も自分の歯であることに変わりなく、歯の色や形はそのままになります。芸能人は歯並びだけでなく、歯の色や形にも気をつかっているため、それらを自由に作れるセラミック矯正が選ばれることがあります。
セラミック矯正は被せ物ができるまで仮歯を装着します。仮歯は歯を保護したり、歯の移動を防いだり、歯ぐきの状態を整えたりと重要な役割があります。また、セラミック矯正で用いられる仮歯は審美性も維持する機能もあるため、治療中の見た目が気になることはありません。ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットとワイヤーを数年間つける必要があり、見た目に大きな影響を与えてしまいます。メディアに露出する芸能人は治療途中であっても、歯がキレイであることが大切なのです。
セラミック矯正は歯の根っこを動かすことはないため、並べた歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」の心配はありません。対してワイヤー矯正やマウスピース矯正では、矯正治療後に保定装置を装着しないと美しく整えた歯並びが乱れてしまうのです。
常にカメラやお客さんの前に立つ芸能人にとっては、セラミック矯正のメリットは大きいです。ただ、健康な歯を削ったり費用も高くなったりする可能性もあるなど、デメリットもあります。
WHITIA南烏山is歯科では、理想の歯並びや色調、形態、口元のバランスなど患者様とイメージを共有しながら、美しい口元のデザインのセラミック矯正を提供しています。芸能人みたいなセラミック矯正に興味がある、という方はお気軽にご相談ください。