2017/06/28 [ 顎関節症 ]
こんにちは、歯科衛生士の早川です。
雨の日が続いていますね~☔
梅雨明けまでもう少し
夏を楽しみにして乗りきりましょう🎵
さて、
皆さん楽しくお食事とお喋り楽しんでいますか?
お口を開けづらかったり
あごを動かすとき音がしたり
その回りの筋肉が痛い時
どれか一つ以上の症状がある場合は
顎関節症かもしれません。
症状別には
顎関節の中がおかしい場合と
あごを動かす筋肉の状態が悪い場合とがあります。
またこの両方を示す患者さんもおられます。
顎関節症の診断
関節の問題
まず、強い力があごの関節にかかると
痛みが出ることがあります。
これを関節包・靭帯障害と呼びます。
この場合は、関節の構造は壊れてはいませんが
ダメージを受けたというケースなどです。
また、
関節の骨そのものに異常が生じていることもあります。
そのような症状を示す場合は、
変形性関節症と呼ばれます。
このような問題はエックス線検査だけでなく
MRIなどの画像検査を受けることでより正確な診断ができます。
筋肉の問題
あごの関節とは別に
筋肉に異常がある場合があります。
噛み合わせのために働く咀嚼(そしゃく)筋が主なので
咀嚼筋障害と呼ばれますが
そのほか引っ張り合う関係にある首まわりの筋肉にも症状が出ることがあります。
力がかかっている事が最大の原因と思われます。
心理的な問題
顎関節の痛みに加えて悪化に対する
改善しない事への苛立ちなどが
病状に反映されて
悪循環に陥り、いっそう治りにくく
精神的にも影響がでるケースもみられます。
このような場合は
是非、お気軽にご相談ください!
次回は
どのような治療をすれば症状が改善するのか
実際の治療についてのお話です。