2018/09/01 [ 未分類 ]
こんにちは。
9月になりましたね。
今月は3連休が2回と安室ちゃんの引退と。。
嬉しいような悲しいような気持ちの歯科衛生士の早川です。
前回、
白濁の説明の時に少し触れましたが
エナメル質形成不全についてお話ししていきます。
ホワイトスポット(白濁)と少し似たように見えますが、
エナメル質形成不全とは、
エナメル質が作られる時期に何らかの原因によってエナメル質がうまく形成されなかった歯の事です。
大きく分けると、
*エナメル質減形成
エナメル質の基であるタンパク質が作られるときに何らかの障害があった
*エナメル質石灰化不全
タンパク質は合成されたがうまく石灰化されなかった
どちらかを見分けることは難しい場合もありますが、
エナメル質が作られる時期に
栄養障害(カルシウム、リンの不足。ビタミンA,C
特にビタミンDの不足)
乳幼児、生後1年前後の病気、外傷
早産
妊娠中の薬服用
フッ化物摂取
などが原因だと考えられています。
好発部位は
上の前歯や様々ですが、左右対称に出来る事もあります。
歯をぶつけて起こる局所的な原因も考えられます。
不完全に形成された歯は、虫歯になりやすいため
より一層のケアが必要です。
こちらも、白濁同様
積極的な治療をしないこともありますが、
定期的に経過をみて、
虫歯にならないようなお手伝いや
目立たなくする事も出来ると思いますので、
何かございましたら
お気軽にご相談ください。