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2023/03/31 [ むし歯治療 ]

補綴(ほてつ)について

むし歯治療で大きく歯を削ったときや、歯を失ってしまったときに、その部分を人工物で補うことを補綴(ほてつ)といいます。一口に補綴といっても、さまざまな種類があり、よくわからないという方もいるでしょう。そこで今回は、補綴の種類について説明します。

歯の一部を削った場合


小さなむし歯ができた場合、むし歯になっている箇所を削って、型を採ってつめ物を入れます。このタイプのつめ物のことを「インレー」と呼ぶことが一般的です。

保険治療の場合は、金銀パラジウム合金という金属を用いて作製します。金属のため強度が高く、欠けにくいのがメリットです。いわゆる「銀歯」なので、口を開けると目立つのがデメリットと言えるでしょう。

歯を大幅に削った場合


大きなむし歯の場合、神経の治療を行い、型を採って土台とかぶせ物を入れます。一般的にかぶせ物のことを「クラウン」と言います。

保険治療の場合は、金銀パラジウム合金を用いて作製したものや、純チタンを用いて作製したものがあります。保険適応なので、費用が抑えられるのがメリット。ただし、360°全体的に歯を金属で覆うので、非常に目立ちやすいデメリットがあります。

見た目の美しさを追求する場合


見た目の美しさを重視する場合は、天然歯に限りなく近い色・形・質感を再現できるセラミックを用いて作製した、つめ物やかぶせ物を入れます。セラミックの種類には、全てセラミックでできたオールセラミック、プラスチックとセラミックを混合したハイブリッドセラミック、人工ダイヤモンドでできたジルコニアなどがあります。

審美補綴は見た目が美しいだけでなく、噛み合う歯への影響が低いというメリットがあります。ただし、金属のものより歯を削る量がほんの少し多くなったり、強い衝撃によって壊れたりするデメリットがあります。

歯を失ってしまった場合


歯を失ってしまった部分の補綴には、義歯・ブリッジ・インプラントがあります。

義歯とは入れ歯のことで、歯ぐきの色をした床・人工歯・金属のバネ(部分入れ歯のみ)から構成されます。ブリッジとは、失った歯の両隣を橋渡しにして人工歯で補う補綴治療です。

義歯やブリッジは両隣の歯を支えにするため、影響を与えるといったデメリットがあります。義歯はバネをかけるだけですが、ブリッジは健康な歯を削らなくてはなりません。しかし、噛み心地や使い心地はブリッジの方が優れています。また、年齢によってはまだ義歯は恥ずかしい、と思われる方も多いです。

インプラントとは、あごの骨に人工歯根を埋めて、そこに土台を立ててかぶせ物を入れる治療方法のことです。

単独での治療が可能なので、両隣の歯に直接的な影響はありません。しかし、あごの骨にインプラントを埋め込む手術が必要になります。そのため、義歯やブリッジと比較すると、身体への影響は一番大きいです。また、インプラントは定期的にしっかりしたメンテナンスも必要になります。しかしその分、自分の歯のように噛めるので、使い心地は非常に優れています。

以上のように、補綴にはさまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。当院では治療時に、患者さまのお口の中の状況、ライフスタイル、ご要望などから適切な治療方法を提案します。補綴の種類で悩んでいる方は、お気軽に当院までご相談ください。

医療法人MIC
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