2022/04/28 [ 矯正歯科 ]
新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから2年以上が経過しました。昨今も感染症対策で多くの人が外出を控えています。
歯科治療では治療時に飛沫が飛ぶことから、当初懸念を抱く人は多くいました。しかし、もともとそのような治療であるからこそ、「標準予防対策(スタンダードプリコーション)」という予防策を徹底しています。これは「感染症の有無にかかわらず、全ての患者様を対象に、汗を除く全ての血液、体液、分泌液、排泄物、傷のある皮膚や粘膜を感染の可能性のある物質とみなし対応する」予防策です。
新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前から施術者の治療時におけるグローブやマスクの着用、口腔外バキュームによる空気の清浄、治療器具の滅菌の徹底など当然のように行なってきました。それにより、歯科治療が直接的な原因による大規模なクラスターなども発生しておらず、逆に歯科治療の一定の安全性が確認されています。
とはいえ、コロナ禍で皆さんが積極的に歯科治療に行くような状況でもありません。
そんな中でもにわかに増えている治療が歯列矯正。リモートワークで人に会わずに家にいる時間が増え、マスクをしているから矯正装置が目立たないというのが理由です。
ただ、歯列矯正といっても治療にはさまざまな方法があり、迷ってしまう人も多くいます。ここではWHITIA南烏山is歯科で提供している歯列矯正についてご紹介します。
専用のマウスピースを1日22時間以上装着し、1週間~10日ごとに新しいものに交換しながら歯並びと噛み合わせを整える治療方法です。マウスピースは薄くて透明なため周囲の人に気づかれにくいといったメリットがあります。
歯列矯正と聞くと表側矯正を思い浮かべる人は多いでしょう。表側矯正とは、歯の表面に「ブラケット」という装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯並びと噛み合わせを整える治療方法です。矯正方法の中でも最も歴史が古く、豊富な実績があります。
ブラケットにはメタルブラケットと審美ブラケットがあり、前者は金属製のもので目立ちますが、安価であることに加えて効果が高いメリットがあります。後者は白いセラミックやプラスチック製のもので、費用はメタルブラケットよりも高価になりますが、目立ちにくいといったメリットがあります。
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットをつけてワイヤーを通して歯並びと噛み合わせを整える治療方法です。歯の裏側に装置をつけるため、周囲の人に気づかれないのがメリットです。
この先コロナはどうなるのか?マスクをしなくても皆が安心できる状況になるのはいつになるのか?など、先が見えない厳しい状況ですが、この状況を逆に利用して、矯正治療の検討をしてみてはいかがでしょうか。なお、WHITIA南烏山is歯科では「矯正相談」を2,200円(税込)で実施しています。矯正相談では詳しい矯正方法の説明を受け、矯正に関する質問ができます。矯正治療に興味がある方や考えている方はお気軽にご相談ください。